【後編】インクデザインの「世界でたった1枚の名刺」

更新日:2025年1月31日

こんにちは、入社してからまもなく半年となります、デザイナーのNです。

今回は、前編でレポートした「印刷工程」に続く後編として、「断裁工程」についてレポートします。

「世界でたった1枚の名刺」実現に向けて、断裁工程でサンコー印刷さんが行った工夫は以下の3つ。テーマは印刷と同様、「普段やってはいけないことをあえてやる」、です。

  1. 向きを入れ替える
  2. ズラして断裁する「3D断裁」
  3. トンボの見当ズレやプレス跡がついたものも採用

それぞれについて、実際のようすと合わせ詳しく説明していきます。

1. 向きを入れ替える

薄いものから濃いものの順に並べ、1枚ずつ互い違いにしていきます。地道な作業ですが、これによって1枚1枚の変化がより大きくなります。

2. トンボの見当ズレやプレス跡がついたものも採用

トンボは、断裁する際の目印なので本来成果物に載ることはありません。しかしこの名刺ではあえて、トンボや色玉の部分も余すことなく活用しています!

紙の無駄も減らすことができますし、トンボや色玉が入った名刺なんてユニークで面白いですよね。

また、断裁の際に強い圧力をかけることでできる、「プレス跡」。

凸凹してしまうため本来であれば廃棄するのですが、こちらもあえて、そのまま名刺にしているのだそう。数十枚に1枚プレス跡のついた名刺があるので、見つけたらちょっと嬉しくなりそうです。

3. ズラして断裁する「3D断裁」

ここが一番のポイント!向きを互い違いにした紙を一度しっかりと整えた後、斜めに広げていきます。こうすることで、全ての紙が少しずつズレた状態になります。

本来1mmのズレも許されない場面で、あえてズレを起こす。まさに「普段やってはいけないことをあえてやる」、です。

大胆に広げます

このズラした状態のまま、四辺を裁ち落とし、四角い紙の束にします。これにより、一枚たりとも同じ場所で断裁されたものがない状態になります。

写真を見ても、断面の色がランダムにバラけているのがわかりますね!

断裁後

これを名刺サイズに切り分ければ、「世界でたった1枚の名刺」の完成です。

名前が入るのが楽しみです!

後編まとめ

このように、新しい挑戦への想いが共鳴しあい、インクデザインのデザインとサンコー印刷さんの技術が形になった、「世界にたった1枚の名刺」。

今回、実際に立ち会わせていただいたことにより、オフセット印刷への理解がより深まりましたし、印刷物の大きな可能性を感じました。

貴重な機会をくださったサンコー印刷の皆さま、ありがとうございました!

世界でたった1枚の名刺【前編】インクデザインの「世界でたった1枚の名刺」

【制作実績】 Chance For Allさま 年次報告書2023

関連記事

  1. [制作実績]年末年始

    年末から年始にかけてかなりバタバタな日々で更新も怠り気味ですが、案件は納品し…

  2. お客様との合宿のススメ

    合宿って何?合宿とはいっても、よくある社内の合宿や研修旅行…

  3. 福岡土産

    ごはんのお供

    仕事仲間からいただいた福岡土産です。ご飯のお供にとっても合いそう♪代表…

  4. プロフ帳記事のアイキャッチ画像

    新チームの自己紹介に「プロフ帳」?!懐かしの平成…

    ずいぶんと過ごしやすい季節になりましたね。新しい環境に慣れた方も多いのでは…

  5. 真面目法人??

    と言ってみるだけ。。…

  6. SEE YOU NEXTWEEK!

    【インクブログ】文字を動かして遊んでみました。

    皆様おつかれさまです。仕事終わりに文字を動かして遊んでみました。んー、もっと…

  7. 聞き手を迷子にさせないプレゼンスライドの工夫

    決算発表やプレゼン、セミナーを聞いている最中に、ふと「今何の話をし…

  8. 【インクブログ】今年度 最終日でございます。

    今年度 最終日でございます。先の見えないタスクの海で、溺死寸前(って…

PAGE TOP