数ヶ月にかけて進めていた某アウトドアブランドのサイトが先日、無事に公開されました。
今回のサイト制作の概要としては、そのブランドの本国のサイトが存在しそれを日本版として最適化してリリースするといったもので、制作を始めるにあたり最初にいただいた要望は、
「サイトの動作を軽くしてほしい」。
製品をたくさん抱えるブランドサイトの場合、それに伴い使用する画像の数も必然的に多くなっていきます。そうすると、コンテンツの読み込みに時間がかかってしまい正常に表示がされない、ユーザーがページを離れてしまう等のリスクが発生することもあるのです。
要望に応えるために特に3つのことについて注意をしながら制作を進めました。
普通に書き出しただけだとファイルサイズが必要以上に大きいままなので専用のツールを通して圧縮、ファイルサイズを小さくします。
SEOを意識する上でも大切なことですが、無駄なコードを残さないという意味ではファイルサイズの節約にもなります。
サイトのリリース後の保守や更新作業の際にファイル構造がわかりづらいと、(特に複数人で管理を行う場合)更新を続けていく中で不要なファイルや記述が残ってしまうケースがあります。そうしたことが積み重なることを回避するためにも保守性というのはとても大事なことです 。
以上のことは今回のみならず、サイト制作全般に対して言えることだと思います。
そのほか、先方の方からページUIについても細かにリクエストをいただく等、私自身学ぶ機会が多かった案件でした。
(たなか)