【取材日記】話し手の熱量をそっくりそのまま伝えたい

先日の取材では、日立市に訪れました。
日立市は、東側に太平洋が広がり、西側には阿武隈山地の支脈が見える、茨城県北部の都市です。
日立製作所の創業の地として有名な街です。

茨城県には度々取材で訪れているものの、日立市にやってくるのはこれが初めて。
JR日立駅は、日立市出身の世界的建築家・妹島和世氏の監修のもとに設計されているそうで、数々の賞を受賞している美しい建物です。

取材では日立駅近くのコーヒースタンドの店長さんにインタビューさせていただきました。
取材中には、下校途中の学生や犬の散歩で通りかかった方々が、店長の姿を見かけて挨拶に来てくれることも。お店が地域の人々に親しまれている場面をまじかに見ることができ、温かい気持ちになりました。

こちらのお店は開業してから4年目。これからさらに飛躍できるよう、チャレンジを続けていくそうです。店長さんが目指す先は、コーヒースタンドを中心として地域にいきいきとした土壌を育むこと。

日立市は、茨城県内で3番目に人口が多い街ですが、1983年をピークに人口減少中。(日立市報より)特に20代、30代の若者世代が、住まいと仕事を求めて転出する傾向にあると言います。街の人口が減少すると既存の産業の担い手や地域での消費者層が減るため、地域経済が全体的に縮小。結果としてさらに転出者が増えてしまうという負の連鎖に陥ります。

こうした状況を危惧し、できることから地域を活気付けていこうという思いも、コーヒースタンドの運営に込められています。
今回取材したコーヒースタンドは、非常にリピート来店率が高く、県内外からお店を訪れるために日立市にやってくるお客様も多いそう。お店を訪れた人に楽しい思い出として残ることはもちろん、地域経済の活性化にもつながり始めています。

現場でお聞きしたのは、聞き手の私までやる気がみなぎってくるような、エネルギー溢れるお話の数々…。繊細な気持ちと力強い言葉の両方を活かすために、なるべくお話しされた言葉遣いを生かした執筆を心がけました。

記事の完成まで楽しみにお待ちいただければと思います。より純度の高い形で、取材先の方の熱意を読者にお届けできましたら幸いです。

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