皆さまいかがお過ごしでしょうか。入社2年目のなつみです。
早くも9月も下旬になりました。急に涼しくなって服装に困っている今日この頃です。
さて、この度はプロフィール写真の撮影に同行してまいりました。
今回は、撮影の詳細やそこでの学び、反省ポイントをお伝えします!
今回の概要と流れ
前回とは異なり、今回インタビューはなく撮影のみ。
とある企業へお邪魔して、オフィス内で1人あたり3ショットを15名弱、3時間で撮影するという内容でした。
本撮影における弊社メンバーと役割、流れは下記のとおり。
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・佐野匠さん :マネジメント
・長谷川麻里絵さん:フォトグラファー
・常松菜摘 :テスト撮影の被写体、被写体の方に対する撮影前の案内
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- 当日まで
- 社内メンバー内での情報共有
- 説明資料の作成・確認依頼
- 当日の現場到着後
- クライアントへ作業内容の最終確認
- 撮影場所の選定
- テスト撮影
- クライアントへテスト撮影した写真の確認
- 撮影場所の確定
- 撮影
- 被写体の方へ撮影内容の説明
- 被写体の方へ身だしなみのチェック依頼
- 被写体の方の撮影
- 被写体の方へ撮影した写真の確認依頼
- クライアントへ撮影した写真の確認
- 終了
「1人あたり3ショットを15名弱、3時間で撮影」って時間は足りるのか?!と心配していましたが、心配とは裏腹に撮影はサクサク進み、余裕を持って撮影を終えることができました。
ただ、撮影を始める直前、ちょっとしたハプニングに見舞われたのです。
思わぬハプニング
テスト撮影写真をクライアントにご確認いただき、さて撮影に入りましょうかというタイミング。
部門長の方から「既に撮影済みのプロフィール写真の背景にばらつきがあるため、異なる背景になるよういくつかの場所を使って撮影してほしい」とのご依頼がありました。
どうしたらいいんだ、と動揺する私の横で周囲を見回してフロア内を歩き、いくつかの場所に目星をつけていく佐野さん。テスト撮影+クライアント確認を挟みつつ、撮影場所が決まっていきます。
これが経験の差…!!
準備が整ったところで、それでは、とプロフィール撮影がはじまります。
よかった点: 説明資料を作成・持参したこと
被写体の方に対する撮影前の案内係を仰せつかったものの、うまく説明できる自信がない…ということで、麻里絵さんが事前に見繕っていたイメージ写真をもとに説明用の資料を作成して持参しました。
それなりに緊張はしましたが、資料に基づいて説明すればよいので安心感がありました。
また、百聞は一見にしかずと言うとおり、口頭で細かい説明を聞くよりもイメージ画像を見た方が理解しやすいですよね。撮影したいイメージがあるとき、具体的な写真を提示するのは被写体の方にとっても役に立つものと思います。
1点、意外と難しかったのが足元の説明。カメラに対して右斜め45度に立っていただくよう、実際に足元を見せつつ案内していたのですが、なかなか伝わりづらかった印象です。立ち方も指定する場合、足元の写真も載せるとよさそうです。
学び
学びとしては、大きく2点ありました。
1. カメラに写る画角の範囲を把握しておくこと
オフィス内なので、社員の方々や来訪されていると思しき方々が背後を横切ります。また、場所によっては背景にポスターが映り込むことも。
どの範囲なら撮影に支障がないのか判断できず、麻里絵さんに都度確認して進めました。撮影者でなくとも、画角を把握しておく必要性を感じました。
2. ソフトに頼るか否か
プロフィール写真って、卒業アルバムのように全員の背景が揃っているイメージがありませんか?
「背景にパターンを持たせてほしい」とご依頼いただいた際、Adobe製品を駆使して背景を揃えたらよいのでは?と思いました。こそっと佐野さんに質問したところ、カメラでまかなえる部分はカメラでまかなった方がよいとのこと。
今はAIも広まり、やろうと思えば何でもできてしまえるレベルですが、基本的にはカメラで対処するという点を1つの軸にしようと思いました。
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撮影技術はひとまず置いておいて、画角がわかるようになれれば。
そう思って当社代表の潤さんからカメラをお借りしたんですが、それが写真ビギナーにはハイレベルすぎるLeica。怖い。気軽に持ち運べない。
と怯えつつ、せっかく素敵なカメラを借りたので夏季休暇中の帰省に持って帰りました。添付は実家の愛犬と友達に連れてってもらった海の写真です。技術がなくともいい感じに撮れている(気がする)。
単焦点レンズなので、被写体から意外と距離を取らないといけない。でもあんまり距離があると何を撮っているのかわからなくなる。難しい。画角をマスターにするにはもう少しかかりそうです。
ちなみに、人生初のRAW現像作業を別の日記としてまとめてみました。よければご覧ください!