
こんにちは、代表の鈴木です。
年末。2026年のインクデザインのあるべき、進むべき姿を考えています。
社内外になるべくシンプルに伝えたく、4枚のスライドにまとめてみました。
なぜ4枚のスライドか?
起承転結、ドラクエのパーティー、Xの画像投稿数、4つ打ちビートなど、4は切りがよく、リズム感もいいですね。
今回はこの4枚です。

この4枚で何を伝えたいか?
ずばり、インクデザインが上流へビジネスを進めるにあたってのコンセプトと提供方法。
これから、インクデザインは『資料制作会社』『統合報告書制作会社』『パワーポイントにつよいデザイン会社』『IR関係のデザイン会社』からちょっとだけ底上げして、次のステージを目指していきます。
そのコンセプトとして『ナラティブストラテジーデザイン』と掲げますが、独自概念は外部には伝わりにくい。
なので、簡潔な4枚で表現しました。
では、それぞれのスライドを解説します。
皆さんも経営情報可視化の参考にしてください~!
1枚目 一言でいうとスライド
これだけ見てもらえればOKというスライドです。
あえて、コンセプトである『ナラティブストラテジーデザイン』という言葉を使っていません。
なぜならわかりにくいから。
冒頭では、デザイン・コンサルティングという、汎用性のある言葉をつかって、単なるデザイン会社ではないことを明確に伝えます。

2枚目 価値創造プロセス
ちょっと難解かつ肝です。
コンセプトである『ナラティブストラテジーデザイン』は何か?を説明するスライドで、
お客様の経営情報を可視化し、価値創造ストーリーを構築することで、お客様の企業価値を上げる。
そのために、インクデザインが持つケイパビリティは『ビジネス理解』と『デザイン表現』である。
そんなスライドです。
価値創造プロセスとし、インプット、アウトプット、アウトカムと定義したのは、私たちの事業領域であるIRにおいて重要な概念である、価値創造プロセスのフレームに乗っていることを伝えたく、
『共通言語で話せるパートナー』ということを暗に伝えています。

3枚目 ビジネスポートフォリオ
2枚目ではコンセプトである『ナラティブストラテジーデザイン』を伝えましたが、かなり概念的な話で、『何を言っているかわからない』可能性が高いです。
なので、提供ツールとしての『マテリアル(資料)』『レポート(統合報告書)』『ウェブ(IRサイト)』などの具体的な単語を並べています。

4枚目 バリューチェーン
では、それらツールの作り方、落とし込み方。
『ナラティブストラテジーデザイン』は伴走して、経営情報の可視化を行って行きますが、伝わりにくく、デザイン会社というと、まだまだ『キレイにするだけ』と思われることもあります。
バリューチェーンを示すことで、情報の源泉を汲むところから伴走するという姿勢と価値、差別要素を表現しています。

差別化と使用する言葉
今回気を気を配ったのは、差別化と使用する言葉。
あえてクマのマスコットを入れたり、『ふわっとした』という砕けた表現を入れたり、やわらかい印象を表現しています。
『おもしろさ』も私たちの価値であり差別要素なので、そんなエッセンスを盛り込んでいます。
もちろん、お客様の風土によっては『あわない』と捉えられるリスクもありますが、差別のためにはリスクを内包し、尖る必要があると考えます。
また、そのリスクを軽減するために、
『価値創造プロセス』『ビジネスポートフォリオ』『バリューチェーン』というような、IRやビジネスで使われる言葉、フレームをあえて使っています。
これは前述のとおり、『共通言語で話せるパートナー』ということを伝えたいという目的があります。
最後に
さて、今回は4枚で経営情報を表現するという手法の話をしました。
気を抜くと膨大に増えてしまう経営情報。
その整理と可視化にインクデザインがお力になれればと思いますので、外部目線、デザイン思考のでデザインパートナーとして相談いただけますと幸いです!















