先日の起業セミナー内でもお話させて頂きましたが、私は創業以来、経理作業、いわゆる記帳を自分で行っております。(税理士の先生には見てもらっています)
1人で始めた会社でやるしかなかったという経緯もありますが、外注や家族などに任せないで、自分で行ってよかったと思っています。
理由としては主に下記の2つです。
・会計の知識が身についた。
・会社の損益状況がわかりやすい。
起業までの社会人人生で経理に関わることは全くありませんでした。
それどころか、会社の中の経理部門はどこか地味で、生産性もなく、と少し蔑んで見てたような気もします。
起業して、自分で経理作業を行う中で、「いやいやこれは会社の背骨になる業務だぞ」と思うようになってきました。どんなに売るのがうまい経営者でも経理がザルでは絶対に利益がでないし、うまくいかないかとおもいます。
なので、実務をこなさざるをえない状況で、経理や会計の基礎知識を得ることができたのは大きな収穫です。
次に、自分で記帳することで、その時の損益状態が手に取るようにわかる。
これは非常に心強いです。損益状況がわからないと、スピートメーターのない車を運転しているような感じなので怖いです。
そして状況に見合ったお金の使い方もできるので戦略も立てやすいです。
これから起業を目指す方は経理業務初心者の方も多いかと思いますが、ぜひご自分で行うことをおすすめします。僕はだいたい月に休日の夜2時間くらいを2日、計4時間程度を経理会計の時間にしております。
ただ、素人では難しく無駄なことも多いので、税理士さんに見てもらうことはおすすめします。
反面、身内であってもなかなか経理業務を任せにくいマインドにはなりますけど・・