こんにちは!代表の鈴木です。
今日はインクデザインのブランディングに対しての考え方を記したいと思います。
昨日、デザインを勉強する学生の方と話していて「御社はブランディングの仕事を行うのですか?」
との質問に、「私どもはブランディングの仕事はやらないです。ブランディングという言葉も使わないです。」
と答えました。
そうです。インクデザインではブランディングを請けないし、ブランディングと言葉を使うことはないです。
理由としては、ブランディングという言葉の定義が明確でないので、現段階で僕たちの解釈が追いつかないのが一つ。
もう一つは、「ブランディングを手がけるデザイン会社です!」と声高らかに言ったところで、ライバルが全国で数万社出現するような事態になるから。
そして絶対にトップにはなれないし、知り合いのあの人もこの会社もみんなライバルになる。
「自分たちしかいないリングで戦う」これは僕がビジネスを行う上で考えている戦法です。
IRデザイン、スライドデザイン、決算説明会資料デザイン、中期経営計画デザイン、パワーポイントデザイン・・・
もしかしたら普通のデザイン会社では取り扱わない商材かも知れません。
が、ゆえに、僕たち弱者にもちょっとだけチャンスはあるのかもと考えています。
なので、「ブランディング」という言葉を使わないのがインクデザインのブランディングだと思っています。
代わりにインクデザインでは、「見える化」という言葉を使います。
企業のつよみ、ビジネスモデル、トップの考え、ビジョン、想い、スタッフの気持ち、働きやすさ、ストーリー・・・・
企業の数字で現すことができない事柄を、ビジュアルやテキストで「見える化」をすることが提供価値で、僕たちのデザインだと思っています。
なんて偉そうなこと書きましたが、創業時に圧倒的な弱者であった時に生き残りのために考えた作戦です。
もし誰かの参考になれれば嬉しいです!