
カンパニーデックとは
「カンパニーデック」
最近よく聞きますね。
なんとなくかっこいい会社案内のイメージもあり、間違ってはいないですが、ちょっとだけ違います。
ざっくり言うと、会社の“いま”と“これから”を伝えるためのプレゼン資料のことです。
事業内容やビジョン、強み、社会的な意義までをまとめて、投資家や提携先、採用候補者などに届けるもの。
会社案内やIR資料と違うのは、もっと「語る」ことを前提にしたツールだという点。
情報を並べるだけでなく、企業のストーリーやナラティブを伝え、共感や納得を引き出すことが目的です。

カンパニーデック・会社案内・IR資料の違い
項目 | カンパニーデック | 会社案内 | IR資料(統合報告書・決算説明資料など) |
---|---|---|---|
目的 | 提案・共感・魅力づけ | 会社理解・信頼感 | 投資判断材料の提供 |
主なターゲット | 取引先、採用候補者、投資家(初期) | 一般顧客、取引先、採用候補者 | 株主・投資家・アナリスト |
利用シーン | 商談、提案、採用説明会、資金調達プレゼン | 展示会、営業資料、採用パンフレット | 決算説明会、IRサイト、株主総会資料 |
内容の特徴 | ストーリー性重視、強みや独自性を訴求 | 会社概要を網羅的に記載 | 数字ベース、財務・非財務情報の開示 |
形式 | スライド型(プレゼン前提) | 冊子やPDF(配布・閲覧前提) | レポート形式(定型フォーマット多い) |
トーン | 情熱的・ビジョン重視・感情訴求 | 客観的・丁寧・整然 | 論理的・誠実・説明責任重視 |
更新頻度 | 案件ごとにカスタマイズされやすい | 年に1〜2回 | 四半期または年1回(法的義務含む) |
ツール | パワーポイントなど | 印刷物 | パワーポイントなど |
なぜ、いまカンパニーデックが必要なのか
資金調達、IPO準備、採用強化など、
企業が「自分たちのことを伝える場面」は、確実に増えています。
インクデザインでも毎日のように会社説明の機会があります。

ただ、情報の整理は難しく、実際には、
- 何を軸に話せばいいのか整理しきれない
- 事業内容が複雑で、うまく説明できない
- 自社の魅力が伝わる形になっていない
という悩みもよく聞きます。
そんなときにこそ、企業情報が構造化された“語れる資料”=カンパニーデックが力を発揮します。
カンパニーデックの構成
とはいえ、「どんな内容を入れるべき?」という質問も多いので、
よく使われる基本構成を一例としてご紹介します。
スライド構成(例)
- タイトル・メッセージ
- 会社概要
- パーパス・ミッション
- 社会背景・業界の課題
- 事業内容と提供価値
- ビジネスモデル
- サービス紹介・導入事例
- 市場の可能性・成長性
- 競合との差別化
- チーム紹介
- 今後の展望・ロードマップ
- 実績やKPI(必要に応じて)
- 採用や調達に関する情報
- お問い合わせ先
もちろん、目的や相手によって構成は柔軟に変えるのが必要で、インクデザインでも営業用と採用用では内容を変化させています。

カンパニーデック作り方
理想的には、こんな流れで社内制作が進みます。
- 目的の整理(誰に、何を伝えるのか)
- 素材の収集(資料、数字、写真など)
- ストーリー設計(順序や主軸の決定)
- スライド作成
- ビジュアル整備や言い回しの調整
でも実際には、
- 経営メンバーが多忙でまとまった時間が取れない
- 情報が点在していて整理しきれない・・・カオス。
- スライドの見せ方や言葉選びに自信が持てない
- デザインに対するケイパビリティがない
という状態になりがち・・・。

インクデザインと一緒に制作してみては!?
そんな時に頼れる、カンパニーデックデザインカンパニーである、頼りになる味方。それが私たちインクデザイン!!!
インクデザインはスライドをキレイにするだけではないです。
企業の「伝えたいこと」を、経営情報を構造的に整理し、魅力的に見せるところまで一緒に考えるのが、私たちのスタイルです。

特に強みとしているのがこの2つ:
- デザイン性:図解・構成・トーンまで含めたスライド設計
- ビジネス理解:事業内容や成長戦略を読み解く力
だからこそ、経営層との壁打ちからスタートして、
内容の言語化・整理・見せ方の工夫まで、企画から制作までまるごと伴走できるのがつよみ。
また、ブランディング設計から携わることもできます。
デザイン事例 | incdesign inc.(インクデザイン株式会社)

デザイン会社でパワーポイントできるの?
そんな声も聞こえてきますが、パワーポイントの案件も多数手がけており、書籍も発行しています。
他社事例はキュレーションサイトで
他社の事例が気になる。そんな声もあるかと思います。
その際はインクデザインがスポンサーを行う、スライドランドさまで事例などを探されると良いかと思います。

費用感のシミュレーター
また、費用も気になるポイントですね。
インクデザインでは、簡単な費用のシミュレーターを用意しました。ざっくりの費用感を把握ください。
IR資料価格シミュレーター(ver. 2025.2)
※記載費用は参考価格になります。予告なく変更する場合がございます。
※最低発注単位も設けておりません。
※記載金額は税別になります。
まとめ
カンパニーデックは、ただの「会社紹介資料」ではありません。
企業の意志と未来を、他者に伝えるためのツールなのです!!!
構成とデザイン。
ロジックとストーリー。
その両方をバランスよく組み上げてこそ、相手の共感と信頼を得られます。
もし、会社の魅力をきちんと伝えたいと考えているなら。
ぜひ一度、お話を聞かせてください。
インクデザインが、最初の構成から一緒に伴走します!