[半年経って]合同会社ってどう?

更新日:2020年3月26日

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弊社は「合同会社」という法人形態で起業しました。
起業当初から
「合同会社ってなに?」
という質問を聞かれることがあり、一般的にはあまり認知されていない現状を知りました。

という私も、起業をする際に調べるまでまったく合同会社の存在を知りませんでした。

起業から半年経って、周囲からも
「合同会社ってどう?」
という質問に変わってきましたので、まとめたいと思います。

メリット・デメリット等に関しては下記にサイト等にまとまっていますので、そちらを参照ください。また、下記サイトのメリット・デメリットにそって書いていこうかと思います。

http://entre.kokohore.net/company/godo.html

合同会社のメリット

1.社員(出資者)が有限責任である。

これは、株式会社と同じなので、個人事業主との比較です。
ただ、通常、実際に借り入れをする場合などは、
代表者の連帯責任が必要ですので、実質有限責任といわれてもピンと来ないです。
国の方向では開業率を高めるために、連帯責任がなくても借り入れができるようにする方向性らしいので期待ですね。
ただ、創業時の借り入れに関しては、自治体の利子補充など、優遇制度がありますので、調べてみてください。

2.決算公告の義務がない。

まだ、決算を迎えていないので、なんとも言えないです・・・

3.会社の内部組織等を定款で自由に設計できる。

株式会社だと、取締役会を開いて・・株の持ち分によって・・・等という流れを簡略化して、社員(出資者)の意志で定款を変更し、柔軟な経営が可能です。
これも、定款を変更するような場面はないので今のところ恩恵は感じません。
出資者一人で、従業員一人の会社なので、今のところ柔軟さにも問題ないです。
ちなみにですが、世の中的に「社員=従業員」という認識ですが、合同会社においての「社員」はあくまでも出資者のことを言います。

逆にいうと、合同会社で出資者が複数の場合、株式所有数の数の優位がないので、揉めたら終わりです。。

複数人出資の場合は合同会社は要注意です。

4.出資者と取締役が両方を兼ねる。

これは、株式会社と大きく異なる点ですが、一人出資企業ではほぼ同義になります。

逆に、株式会社では、出資してない人間が取締役や代表(いわゆる雇われ社長)になることができますが、合同会社では、出資をした人間のみ社員(株式会社でいう取締役)になることができます。

前述のとおり、弊社のように一人出資一人社長でスタートならほとんど意味はないです。

5.利益の配分を出資比率に関係なく配分できる。

株式会社だと株式の保有数によって決まるのを、自由に決めることができます。
これも一人出資の一人社長だとあまり意味はないです。
そもそも配当できるだけの利益あげられるか??黒字決算迎えられるか??

6.1人でも設立可能

これは株式会社でも同じですね。

7.定款認証が不要。定款の作成は必要

早い話、安い。

8.いわゆる設立費用が安い。

99%この理由で合同会社にしました。
最初はやっぱりお金がない!
キャッシュアウトは続く。
なので、実質20万円くらいの差はありますので、コスト重視で合同会社にしました。
司法書士さんにお願いしたのですが、定款作成から含めても10万円を余裕で切りました。
で、結局最初の20万円の差を半年経ってどう?
っていうのが次のデメリットの部分ですね。

合同会社のデメリット

1.代表者の名前は「代表取締役」ではなく「代表社員」

正直、私はどうでもいいです。でもこだわる人はこだわるでしょうね。
「代表社員」というと、「社員=従業員」という認識のもと、
ほかに社長がいるの?
というニュアンスで見られることもありますが、それも別にどうでもいいです。
逆に、偉そうじゃなくて私は好きです。

2.株式会社よりも零細のイメージがあるので、取引の制限があることも。

弊社がお取引させて頂いている企業様には上場企業様もおりますが、合同会社だから取引できないことはありませんでした。

あくまでも零細っぽいイメージなので、ほとんどの場合は問題ないと思います。
ただ、合同会社が一般的に知名度がないというか、うさんくさいイメージであるのは否めないです。

3.社員(出資者)同士で対立がおきると意思決定がストップする。

これは、合同会社においてもっとも危惧することですね。
弊社の場合、一人出資なので全く問題はないですが、
仲間と出資して会社を作るというスキームなら株式会社にして、持株比率を明確にすべきだと思います。私なら絶対にそうします。

これは配当等でも自由に設定できる反面、トラブルになる要素をはらんでいると考えられます。

一人出資のベンチャーや親会社100%出資の子会社等なら合同会社は向いていると思います。

4.将来的に人材を集めにくい

知名度から言えば確かに。
ただ、デザイン会社で、基本デザイナー以外を採用する気はないので、
まぁ問題ないかなと思っています。
それよりもっと人を雇えるように頑張らければ!

まとめ。

で、合同会社結局どうよ?
ってことですが、私の場合は全く問題無いです。
株式会社のほうが偉いという見えっ張りな考えもないので、
お客様が取引していただいている以上はデメリットを感じることは少ないです。

デザイン会社ですので、やっぱり実績や仕事の質、対応力という部分が評価されるのだと思います。
逆に言うと株式会社にすれば、売上伸びる雰囲気ならしますけど、そんな感覚はないので、これから先も、見栄のために無駄なコストを掛ける気はサラサラないので、合同会社のままだと思います。

人のチカラを売りにするデザイン会社を「一人で出資」して始める場合は非常に良い仕組みだと思います。

初期費用が安いのはとんでもない魅力です。
差の20万をどう捉えるかですね。

あとは、知名度がない分、株式会社や代表取締役等よりも当然格下に見られるので、
逆にベンチャー感というか、頑張っている感があると思います。
このあたりはその会社の立ち位置次第ですね。

これから合同会社の設立をお考えの方は、制作物やブランディングも含めて、このような実体験レベルでのアドバイスもできますので、ぜひご相談ください。

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