両国にある地元に愛されるイタリアン、レガート(legato)様のロゴをデザインさせていただきました。
今回はその制作過程の裏側をお伝えできればと思います。
両国レガート様(インスタグラム)
まず、今回のご相談はとある方を通じていただきました。
もともと両国で吉良亭というお店の店長が、この度独立し、同じ場所で店名を変えてリニューアルオープンするとのこと。
残念ながら僕はお店に行ったことがなかったので、オーナーご夫婦にヒアリングをさせていただきたく、オフィスにお越しいただきました。
その際に今までの簡単なライフストーリーや今回の独立の経緯、どのようなお店にして行きたいか。
名前の由来、レガートの意味・・・
そんなことを雑談とともに伺った気がします。
その際、ロゴのイメージ的なことも伺ったのですが、どちらかというとお店のイメージとちょっと違うかもと思い、そっと心の片隅に置く程度にとどめました(笑
数日後、伺ったお話を元に提案したのがこちらになります。
まずは見てください。
お店には行ったことがなかったのですが、知人の声やSNSなどから、創造的料理のクオリティと居心地のいい空間と雰囲気、ご夫婦の人柄などが伝わってきました。
長く地元に愛されるお店。
そんな想いでコンセプトを設定することに。
それをもとに、表現のアプローチを変えていくつかの案を提案。
僕たちの場合は、「これしかないですよ!」というよりも、わりと柔軟に多様なアプローチを模索して提案することが多いかもです。
オーナーからの回答は
・おしゃれな中にも親しみやすさがある
・優しさを感じる
・音楽をイメージできる
・今までの吉良亭のお店のイメージに一番近い
とのことで、D案を選ばれました。
ただ、少し読みにくいとのことで、視認性を上げるために少しブラッシュアップを。
それがこれです。
ここでも単に視認性を上げるだけでなく、他のアプローチも提案しました。
それは、デザイナーとして選ばれたけど、本当にこれでいいのか?という再度の自問自答かと思います。
結果としてA案が選ばれ、新たなロゴとして今後使われることになりました。
インクデザインでは日頃、IRやインフォグラフィック、パワーポイントの情報を発信してますが、
今回のように、これから新しい挑戦をする方々にデザイン的にお力になれればと思っています。
新しく会社を始める方、サービスや商品、お店を立ち上げる方、ぜひご相談ください。