「やるかやらないか、人生はシンプルにそのふたつ。」
そう語る菅原広豊さんは僕(鈴木)が地方活動をする上での恩人である。
当時だれも知り合いがいない中で、菅原さんを通じたたくさんの出会いは財産になっていった。
あのとき菅原さんに出会わなかったら今の僕はなかったとも言える。
菅原さんは日立市内の企業にサラリーマンとして勤務しながら、地方活動を行うアクティビスト。不器用なのか、自分の利よりも人と人を繋げることを喜びを感じている。
「なにかあったら菅原さん」
そんなことを言う友人も多く、地方にはこういう人が本当に大切。
そんな菅原さんが、満を持して独立。
サラリーマンという肩書きと後ろ盾を捨てて、決意を込めて荒波へ乗り出す。
菅原さんが本気で取り組むプロジェクト。
hitachi frogs(https://www.hitachifrogs.com/)
茨城県内の若者、学生を育成するプロジェクト。(詳しくはサイトへ)
昨年第1期が始動しましたが、今年このコロナウイルス騒動の中で第2期を始動。
菅原さんはそのためのクラウドファウンディングを展開。
https://readyfor.jp/projects/hitachifrogs2020
で、その、告知用のフライヤーの制作を依頼頂いたのですが、菅原さん的に、実は特に思い描くイメージはなかった(笑)
さすがに、恩人の菅原さんのフライヤーを適当に作るわけにもいかず、(いや他の方の仕事も適当じゃないですよ・・汗)
こんなやり取りを行った。
当然ですが、こんなやり取りも菅原さんとの関係性があるから成り立ちます。
で、撮れた写真がこれ!
実質撮影時間は10分にも満たない時間でしたが、撮れたときはもうにやけましたよね。
サラリーマンという肩書きと後ろ盾を捨てて、決意を込めて荒波へ乗り出す。
そんな決意を表現できた、本気がつたわる・・そんないい写真だなと。自分でも本気でそう思う。
これは僕のデザインがとか撮影がとかじゃなく、菅原さんが「本気」だからだと思う。
デザインは過剰に見せることも、装飾することも、嘘を見せることもできるけどそいうのってすすけて見える。
いいクリエイティブの裏側にはきっと誰かの「本気」が介在する。今回は菅原さんの「本気」。
こういう本気の意志を表現すると芯があるデザインができる。
デザインなんかに力も意味も意志なくて、意志がある本気の人の背中をほんの少しポンって押す。そんなものですよ。
結局は人の気持ちに勝るものはないと思う。
あぁ、でもそいうのってすごく楽しいなって。
僕の目指すデザインだったりする。
インクデザインとしてもhitachifrogsを応援しています。
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