おはようございます!
代表の鈴木です。毎週末に採用に関する記事をアップしています。
よかったらご一読いただければと思います。
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僕は1人で独立起業しましたが、その直後から雇用を考えて、不相応な事務所を借りたりしていました。
数ヶ月後には初めてのスタッフにジョインしていただき、その数ヶ月後には2人目がジョインし、開業1年後には、相棒となる前職の仲間がジョインしました。
1人フリーランスか、組織か、どちらがいいとか、正解はないです。
なぜ組織を作ろうと思ったのか?
当時の思いを振り返ってみようかと思います。
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独立までの経緯は
https://sainomedia.com/2021/07/15/suzuki-jun/
このあたりを読んでいたければと思います。
創業当時の気持ちとして、自由になった開放感とともに、世の中に1人になってしまった恐怖感の両方が襲ってきました。
ちょうど、長男が1歳くらいの時で
「もし、父親が世の中に必要とされていない人間だったらどうしよう?」
そんなことを考えていました。
40歳近くまで会社の中の人だったので、自分が世の中にどんな価値を提供できるか?
という物差しを持っていなかったのです。
その恐怖感と一人のさみしさに押しつぶされそうになり、
「このままずっと1人で続けていくのは絶対無理!!!!」
そう思い、雇用に突き動かされました。
もちろん、起業したからには社会にインパクトある存在になりたいという野心がなかった訳ではありませんが、僕には1人は向いていないな・・・というのが率直な理由です。
反面、1人雇用することのコスト感をわかっておらず、かなりビビった記憶もあります。
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その後も葛藤は続きました。
当時は「募集します!」といえばめっちゃ応募来て、選びたい放題・・・
と思っていましたが、まったくそんなことなく(笑
なるほど、採用は難しいなという、今でも続く気づきになりました。
無事に採用できたとしても、デザイナー、つまり同職能の職種を雇用すると、あたりまえですが、社長(自分)よりスキルが上の方が来てくれることはまずないですね。
どうしても「何でできないんだ!?」という苛立ちを抱えることもあり、「自分がやったほうが早い」という・・・今考えると最悪の循環に。
幸いなことに、そんな状態もスタッフの皆さんに支えられてなんとか今があるわけですが・・・感謝!
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3〜5人くらいまで規模までは、スタッフはいわば僕のアシスタント的な感じだったかもしれません。
僕が仕事を受注して、仕切って、デザインのコンセプトを考えて、
作業だけスタッフにお願いする的な・・・いわゆる1トップ型企業。
それはそれで、「俺すごない?」的な自分に酔える瞬間もあったのかもですが(笑
「長続きはしないな・・」と思ったのと、
「スタッフにとってはやりがい少ないよね?」と。
今は、なるべく各自に任せ、権限を持ってもらって、お客様とやりとりもしてもらうように変えてきています。
これはこれで難しいですが、1トップの企業から脱却したいという強い意志はあります。
なので、求めるのは自身で判断できるデザイナー。
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人に恵まれて、10名を超えるようになった今は、全てのスタッフの行動や、仕事内容、案件を把握するのは不可能です。
僕の仕事は、クリエイティビティを含めた、働きやすい環境を整えること。先のビジョンを示すこと、判断すること、採用、情報発信など・・・・やっと、経営者っぽい内容になってきました。
(反面1人のデザイナーとしてどうする的な悩みもありますが・・)
そして採用する理由も、ちょっとだけ変化してきて、
会社を通じて・・・デザインという自分たちの好きなことをやって、世の中のためになることをやりたい、そんなデザイナーを増やしたい。
きれい事かもしれませんが、そんな気持ちがあります。
創業当時、抱いたさみしさはだいぶ薄れてきました。
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そんなことで、昔話になってしまいましたが、
インクデザインでは、デザイナー(未経験可・フルタイム)、コーダー(要経験・パート・バイト)を募集しています。
まずは会社の説明を行いますので、気軽にお問い合わせください〜!