第8期目に際して

更新日:2020年10月13日

Incdesign

本日よりインクデザイン合同会社は第8期目を迎えます。
まずは、7年間を終えることができ、スタッフ、家族、お客様、関係者各位にはお礼申し上げます。

コロナ禍で世界中が混乱し生活様式が変化する中、インクデザインも例外ではなくその渦に巻き込まれており、不透明な先行きに立ち向かっています。
しかしながら、その流れに委ねるだけではなく、自らが新しい価値観を生み出し、世の中に前向きな影響を与えることもクリエイティブの役割だと思っています。

デザインの力で何が出来るかはまだまだ分かりませんが、もっと多くの人に気軽にデザインやクリエイティブに触れてもらい、作ることの楽しさを感じてもらいたい。
そんな「自分でもできそうなワクワク感と衝動」を伝えられればと思っています。


今の世の中、暗い話題も多く、言葉は攻撃性を持つことも少なくありません。ネットに溢れるそのような言葉によって、笑顔になれない時もあるかもしれません。
僕自身、言葉が怖くなってしまった瞬間が多くありました。
言葉の力を恐怖で体感してしまったのです。
以前は、言葉には伝える力がある。デザインは伝える、伝わるべきだ。
デザインは人と人を繋げる磁石のようなもの。
そう思っていましたが、

もしかしたら、伝わりすぎないほうが人と人の関係性は幸せなのかも?

そんな思いに駆られています。
磁石のように人と人の想いは直に触れなくても、デザインというものを通じて、触れあわない隙間を埋める潤滑剤になる・・・つまり「潤い」のようなものであれればと思うようになってきました。

それが行動に表れてくるのはもう少し先になると思いますが、少し心境の変化があったのは間違いないです。


今月から1人仲間が増えます。
こんな不透明ご時世でもあり、ためらったのは事実ですが、一期一会を大切にし、この縁もどこかに繋がって、違う世界へ連れて行ってくれるだろう。そう思っています。

インクデザインはプロの集団でありたいと思っています。
「雇用を守る」
経営者としては当然ながらそれは使命だと思って尽力していますが、
反面、僕も含めたプロフェッショナルなデザイナーにとっては、セーフティーネットは会社ではなく「腕」と「縁」だと思っています。
会社や僕に万が一なにかあっても自分で生きていくことが出来る・・
そんなスキルとマインドを持ってもらうように導くのも「雇用を守る」一環だと思っています。


つらつらと今思うことを書いてしまいましたが、今思う僕が進みたい方向であります。

皆様のご縁とご恩で7年間事業を継続することができました。
こんなときだからこそ、少しずつそのご恩を社会に返していければと思っています。

インクデザインより愛を込めて。

インクデザイン合同会社 代表社員 鈴木 潤

中学生と図解!『ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと』

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