糸魚川市の「緑でつなぐ未来創造会議(通称3M:さんえむ)」ビジョンづくりを、サンコーさんのもとお手伝いさせていただきました。
3Mとは、糸魚川市で森に関わるさまざまな業種の方と、行政の方が参加している「森林を活用した新しい経済循環」を目指す団体です。
具体的にはどういうことをされているのか、少しだけ説明させていただきますと…
(詳しくはサンコーさんの記事をどうぞ)
糸魚川市の約9割を占める森林。森林って、適切な管理をしていないと資源として使えなくなってしまうそうです。(知らなかった…)
実際に、糸魚川では持ち主不明の森林も数多く存在しており非常に「もったいない」、かつ手入れができないためどんどん老朽化がすすむという悪循環。
そんな現状をふまえ、どのような糸魚川の未来を子孫に残したいか?そのためにやるべきことは?をワークショップで3Mの皆さん+森林活用の影響を受けるさまざまな事業の方でディスカッションされました。
そのグラフィックレコードが、こちら!
森林を適切に切り、管理し、建設に地元の木を使用する。家具や発電の燃料としても活用することで森林を中心とした経済循環をうむ。森林を生かした観光業も発展させる。
さらに健全な森林は農業・水産業へもいい影響を生みます。
こちらのビジョンを市民の皆さんへ訴求し、共感してもらうためのイラスト・リーフレット・ポスターづくり。そちらの制作を行いました!
今回の制作は、一人の作家性に頼りすぎる手書きイラストではなく、レゴブロックのようにパーツを統一した図形に近いイラストを試しました。
結果、手分けしてビジュアルづくりを進めることができました。
個人的に難しかったのが三点透視で描く建物です…。平面的にピクトグラムで書くことは慣れていましたが、2dと3dでこんなに難しさが変わるのかと思いました。
今回の制作でだいぶスムーズに作れるようになったので、いろいろ試してみたいです。
インクデザインでは、思いを伝えるためのビジュアルづくりのお手伝いができます!
さまざま作画タッチに対応できますので、ぜひご相談ください。(金子)