決算発表やプレゼン、セミナーを聞いている最中に、ふと「今何の話をしているんだっけ?」「全体のどこまで来たんだろう?」と迷子になった経験はないでしょうか?
ボリュームの多い発表は、入れ子構造になりがちです。何度も似たような構図のスライドが出てきたり、または余談が盛り上がったりすると、聞き手は話の大きな流れを見失うことがあります。
個人的には、「今はこの話をしています」「全体におけるこのパートにいて、残りはこのくらいです」と俯瞰して現在地を示してもらうことで、安心感・納得感をもって話を聞き進めることができます。
よく使われる2つの工夫を紹介します。
※紹介するスライドは弊社の実績ではございません。
1.ナビバー
常に全体のトピックをスライドの隅に小さく表示しておき、現在位置を色付ける手法です。
gooddaysホールディングス様やセキスイ様が取り入れています。
gooddaysホールディングス株式会社 様
積水化学工業株式会社 様
https://www.sekisui.co.jp/ir/ir_news/__icsFiles/afieldfile/2020/09/30/SC_IR2020_ALL_J_202009.pdf
2.アジェンダの再共有
トピックが変わるたびに、最初に示した目次ページを再掲し、進捗を表す手法です。
多くの企業が取り入れていますが、N E C様とcoly様の例を紹介します。
日本電気株式会社 様
https://jpn.nec.com/ir/pdf/library/210512/210512_02.pdf
株式会社coly 様
インクデザインでは聞き手にとって親切なI R資料を手がけています。このような手法を取り入れてみたい方は、ぜひご相談ください。