聞き手を迷子にさせないプレゼンスライドの工夫

決算発表やプレゼン、セミナーを聞いている最中に、ふと「今何の話をしているんだっけ?」「全体のどこまで来たんだろう?」と迷子になった経験はないでしょうか?

ボリュームの多い発表は、入れ子構造になりがちです。何度も似たような構図のスライドが出てきたり、または余談が盛り上がったりすると、聞き手は話の大きな流れを見失うことがあります。

個人的には、「今はこの話をしています」「全体におけるこのパートにいて、残りはこのくらいです」と俯瞰して現在地を示してもらうことで、安心感・納得感をもって話を聞き進めることができます。

よく使われる2つの工夫を紹介します。

※紹介するスライドは弊社の実績ではございません。

1.ナビバー

常に全体のトピックをスライドの隅に小さく表示しておき、現在位置を色付ける手法です。

gooddaysホールディングス様やセキスイ様が取り入れています。

gooddaysホールディングス株式会社 様

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS04564/e0882951/f67c/410c/aea1/bd3ca112a0b3/140120210218466626.pdf

↑下部をご覧ください。

積水化学工業株式会社 様

https://www.sekisui.co.jp/ir/ir_news/__icsFiles/afieldfile/2020/09/30/SC_IR2020_ALL_J_202009.pdf

↑右上をご覧ください。

2.アジェンダの再共有

トピックが変わるたびに、最初に示した目次ページを再掲し、進捗を表す手法です。

多くの企業が取り入れていますが、N E C様とcoly様の例を紹介します。

日本電気株式会社 様

https://jpn.nec.com/ir/pdf/library/210512/210512_02.pdf

株式会社coly 様

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS04659/402b7282/1507/4ed0/9d5e/ce05845c9abd/20210329151519741s.pdf

タイトル前にも常に大トピックが示されています。

インクデザインでは聞き手にとって親切なI R資料を手がけています。このような手法を取り入れてみたい方は、ぜひご相談ください。

【中期経営計画】パワポで作成の資料6選

【SDGs】ジェネレーションZ

関連記事

  1. 価値

    起業20日目。歳のせいか涙腺が弱くなるようなことがしばしばあります。…

  2. インクデザインの由来

    起業11目。前も書きましたが、誤解のないように。このブログは、知…

  3. 足立区・墨田区合同インキュベーション施設望年会

    起業40日目昨日は、足立区と墨田区合同のインキュベーション施設の大望…

  4. 遅い夏休み。

    現職場にて明日から遅い夏休みを取らせていただくことになりました。サラリー…

  5. デザイナーと社会性

    おはようございます!代表の鈴木です。僕のブログは主に採用用に、考えや取り組…

  6. SUMIDA INNOVATION COREパー…

    SUMIDA INNOVATION CORE ホームページよりイン…

  7. 「上手く教えられない」はクリエイターとして成長の…

    こんにちは、編集・ライター・フォトグラファーの佐野です。普…

  8. 個人として、会社として

    起業35日目。ひとつの目標。会社にいるころは、会社の名前じゃなく…

PAGE TOP