この度は、美山創造計画さまのロゴデザインを弊社にて担当させていただきました。
ロゴの骨組となっている線の形状は、糸魚川から出土される縄文土器の特徴的な模様をヒントにしており、その中で竪穴式住居に灯る炎:プロジェクトの拠点、塩の道:古今東西の物資や人の行き来 を表現しています。
糸魚川に関連する要素を1つのマークに収めたことと、全体的な配色の明るさも含めて、にぎやかで活気を感じるロゴデザインとなりました。
今回の事例に沿って、ロゴ制作のプロセスも併せてご紹介いたします。
初回のご提案:ベースとなる案の作成と選出
まずは、ロゴへのアプローチもモチーフも表現方法も様々なものを複数作成いたしました。この中で選ばれた案がより理想の形に近づけるために作り込まれていきます。
2回目のご提案:派生案の作成
次に、初回で選ばれた案を元に派生案の作成です。今回の場合は大まかにデザインのテイストと表現したい事柄が初回で定まったので、派生案ではロゴの形容や各要素の主張する割合の違い等で複数の案を固めていきました。
3回〜n回目のご提案:理想形への最終調整
最後は、派生案の中から選ばれた案を洗練させていきます。ベターからベストにしていく工程です。マークとタイポとのバランス感・相性・フィット感のベストを探る過程が今回特に記憶に残っています。
ざっくりとした流れとなりましたが、このようなプロセスを重ねて美山創造計画さまのロゴデザインは作られていきました。
↓こちらは美山創造計画さまの記事です。ロゴに込めたプロジェクトへの想いを知ることができますので是非ご覧ください。
https://note.com/miyama_project/n/n7e2fa5f0fae7
(たなか)