取材日記:写真ビギナーが行く!初参加した取材での気づきまとめ

はじめまして、入社2年目のなつみと申します。
私の主な業務はWeb制作ですが、社内の懇親会で「写真に興味がある」と話したことをきっかけに、この度はじめて取材へ参加しました。
その中で得たことを、取材日記として書いてみます。

お邪魔した事務所の窓際より。灰色の空の下でも緑色が賑やかでした。

GWが明けて、仕事始めの5月7日。

生憎の雨模様で、電車の各路線で遅延が発生する中、スムーズに茨城県水戸駅に到着。
私は2023年8月に開催したインクデザイン展以来、茨城県には二度目で、水戸には初めて訪れました。仕事とはいえ、初めての場所を訪れるというのはワクワクした気持ちになりますね。

今回は、元・茨城県小美玉市役所職員である、中本 正樹さまに取材をさせていただきました。

「小美玉の中本さん」「みの~れの中本さん」と聞けば、顔が思い浮かぶ方も多いはず。先述したインクデザイン展でも、中本さまをはじめ、みの~れの関係者の皆さま方には大変お世話になりました。
そんな中本さまがなぜ公務員を辞めてこの春独立されたのか、皆さま気になるところですよね。たっぷりとお話を伺ってまいりましたので、記事の公開をどうぞお楽しみに。

なお、本取材における弊社メンバーとその役割は下記のとおり。
—————————————-
・佐野匠さん :ライター・インタビュワー
・小関華穂さん:フォトグラファー
・常松菜摘  :アシスタント
—————————————-
写真をはじめてみたい!と言い出した私を、アシスタントとして佐野さんが取材メンバーに組み込んでくださいました。ありがとうございます。

さて、「取材」と一言で言っても具体的に何をするのかよくわかりませんよね。
まずは流れからご紹介します。

インタビュー・撮影の全体的な流れ

今回のインタビュー・撮影はこのような流れでした。
幸いなことに、インタビュー終了後にはおいしいプリンとコーヒーをいただき、至福のひとときを過ごしました。ご馳走様でした!

  • 当日まで・現場到着前
    • 社内メンバー内での情報共有・認識合わせ
  • 現場到着後
    • インタビューをする環境づくり
    • 今回のインタビューの趣旨の説明
    • 自己紹介
    • インタビューの進め方の案内
    • インタビューの実施
    • 休憩
    • 別カットの撮影
    • 終了

気づき

カメラを構える華穂さん。どのような瞬間がおさめられているのでしょう。楽しみです。

次に、気づきについては大きく3点ありました。

1. 人の表情を撮る難しさ

佐野さんからカメラをお借りしてその場の雰囲気を撮影していたのですが、華穂さんを真似て、記事に使えるような写真を撮る練習もしました。
ただ、いい笑顔!と思ってシャッターボタンを押しても、プレビューに映るのは笑った後の表情。目をつむっている写真も何枚撮ったことか。
私は日頃人物写真を撮ることがないので、人の自然な表情を撮影するってこんなに難しいんだ…と、かなり衝撃的でした。

2. 撮影したい写真のイメージを持つこと

インタビュー中の様子のほか、アイキャッチとなるようなカットも撮影します。
しかし、撮影スタジオとは違って、その場所のどこを使ってどのような画角で撮影するかはその場で判断する必要があります。
立ち位置やポーズを指定したり、写り込ませたくないものを移動させたり。自分自身がどのような写真を撮りたいかイメージしておかなければ、適切なお願いをすることは難しいだろうと思いました。

3. その方の人となりを把握しておくことの大切さ

これも別カット撮影の際の気づきですが。
「アクティブ感を演出するためにテーブルに手を置いてください」と中本さんへお願いする佐野さん。単純に躍動感を持たせた写真にしたいのかと思いきや、その後に続いた「中本さんはアクティブな方だから」という佐野さんの言葉に目から鱗が落ちました。
その方がどのような方なのかを把握して、より魅力が伝わりやすいようなポーズをお願いする。そのための引き出しを予め準備しておくことも重要になりそうです。デザインやコーディング業務のように、対応に迷ったとてその場でインターネット検索するわけにはいきませんからね。

反省点

写っている資料はすべて佐野さんが用意されたもの。入念な準備が伺えます。

最後に、反省点としては2点ありました。
また取材に参加させていただく機会があれば、同じ反省を繰り返さないよう気をつけようと思います。

1. 事前のインプット不足

アシスタントという名目にかまけて、佐野さんからいただいた以上の情報をインプットしておらず。
入社してから取材関係の案件にはかかわっていなかったこともあり、記事の掲載先である「いばしごと」のこれまでをろくに知らないままでした。自発的に確認しておくべきでした。

2. カメラのバッテリー不足

あまり考えずにパシャパシャと撮影していたら、比較的序盤でカメラのバッテリーが赤く点滅してしまい、カメラを使えない時間の方が多くなってしまいました。撮影に集中するためにも、予備バッテリーは必須アイテムです。

インタビューと、その撮影中の1枚。伝わる空気感があればいいなと思います。

在宅勤務が主なので、現地に赴いて直接お話を伺うという機会はかなり貴重なものです。「取材」というとビジネスライクに聞こえてついつい緊張してしまいますが、実際は終始朗らかな雰囲気で大変心地よい時間でした。
中本さま、そして撮影にご協力いただいたカゼグミの戸板さま、ご多用のところお時間をいただきましてありがとうございました!

業務を通して新しいことをはじめさせていただける環境は本当にありがたいことです。
勉強を兼ねてまた取材に同行させていただけたらと思います。

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