インクのデザイナーってどんな風に働いてる?情報を伝わる形に設計する仕事

更新日:2026年1月16日

こんにちは、インクデザインの小西です。

インクデザインのデザイナーは、ただ見た目を整える人ではありません。企業の経営情報や事業の話を受け取り、どう並べ替え、どう図解し、どう見せれば伝わるかを考え抜く仕事です。

今回は「インクのデザイナーって実際どんなふうに働いているの?」を、実際に働くメンバーの声を交えながら紹介します。

エディターの仕事についてはこちらをどうぞ!


デザイナーの仕事とは

インクデザインのデザイナーは、統合報告書や決算説明資料、IPO、ESG関連の開示資料など、企業の情報発信を支える資料を制作しています。媒体はPowerPointが中心です。

主な業務内容

  • クライアントとの打ち合わせ参加
  • 情報整理、図解、レイアウト設計
  • スライドのデザイン制作
  • デザイン意図の言語化(コンセプトシート等)
  • チーム内連携

デザインする前に考えることが多い。これが、インクのデザイナーの仕事を一言で表すときのリアルです。

インクデザインの仕事は華やかではない?!

新卒でインクデザインに入社しました。
私は高校時代から情報整理が好きで、情報を並べ図解などのデザインをする作業を得意としています。華やかで目立った広告産業みたいなのではなくて割と地味な作業が多いよ、と入社時に言われましたが、逆にそれが私にとってはとても合っていると感じています。

企業の資料の作成、というのは確かに広告業界や印刷業界の華やかさと比べると地味かもしれませんが、企業を支えるステークホルダーとの大事なコミュニケーションの基盤です。インクデザインでは主にそんな案件を扱っています。


デザイナーはどこからどこまで関わる?

インクデザインでは、デザイナーが打ち合わせに参加し、意図をその場で確認した上でデザインを作っていきます。作業の手前で情報を受け取り整理する時間が、仕事の入口に組み込まれている感覚です。

前職は代理店を介すことが多くて、顧客と直接話す機会は少なかったです。でも、直接話すとデザインの意図をその場で受け取れる。認識の齟齬が減るメリットは大きいです

前職は作ってお渡ししたら終わり、という感覚でした。でも今は、顧客が運用し続けることを前提に、使いやすさまで考える必要があります。フォント設定やガイドなど、制作後の使われ方を想像するのが新しいと感じました。

前職は指示が揃ったものを形にする仕事が多かったですが、インクデザインでは、というか昨年からはさらに企画段階から関わっているので、答えを探しながら作っています

インクデザインのデザイナーの仕事は、作るよりずっと前から始まります。さらにはお渡ししたその先までも。情報の受け取り方から使い方まで、作業だけでなく整理と設計も仕事の一部であるということです。


直接話すからこそ生まれる、難しさと手応え

デザイナーが打ち合わせに参加することで、顧客と直接話せるメリットだけではなく、当然、難しさも増えます。しかし難しさと言ってもネガティブな意味というよりも、「プロとしての調整」の話に近い印象でした。

意味をずらさず受け取り、意図を明瞭に伝える

デザイナーにとって顧客との打ち合わせは意見を聞ける貴重な時間です。余さず漏らさず、かつ、こちらの意図も十分に伝わるよう、それぞれが配慮を欠かしません。

打ち合わせでは、必要な場面だけ発言する感じで、主にデザインの説明などをします。事前にチーム内で役割分担して臨むので、どこまで話すかの迷いなどは少ないです。ただ、話が長くなったり内容をコントロールしきれない瞬間はあるので気をつけなくてはと思っています。

その上で、提案の場では見た目の説明に留まらないよう、準備の仕方も変えているそうです。

顧客への提案時にコンセプトシートをしっかり書き、デザインの意図やポイントを伝えることで、その場でフィードバックを得たり、顧客の疑問を減らすようにしています

「話すのが得意かどうか」は問題ではなく、意図を言語化しズレをその場で減らすための設計が必要なのですね。インクデザインのデザインワークが、そのままコミュニケーションにもつながっている感じがします。


「答えがない」仕事で求められるのは

企画段階から関わるほど、デザインは自由になります。いろんな表現もできるし、したい。

ただし、自由がある分、判断が難しくなってしまうところもあります。さらに、複雑な情報の乱立や内容に理解がなければ、その表現にも齟齬が生まれてしまいます。

キャラクターの扱いに関する制約や素材の加工範囲など、細かな配慮が求められて、やりすぎないギリギリを見極めるさじ加減が難しいです。でも、そこに楽しさもあります。

前職の入学案内制作などから、インクデザイン入社後はPowerPointでのデザインが主となりました。当初はパワポの表現力に疑問がありましたが、その表現の高さと自由度に新たな発見がありました。
ただ、様々な業界の案件を担当してみて、自身の知識が不足しているのを感じます。表現の高さを活かしきれるよう都度インプットを心掛け、デザインに説得力を持たせられるようにしていきたいと考えています。

デザイナーのビジネス理解の意識

デザインを成立させる前提として、ビジネス理解の重要性も高まっています。

ビジネス理解とデザイン表現の両方がデザイナーに求められるようになっていると強く感じています。定例会などを通じて汲み取ろうとしているけれど、まだ追いついていない感覚も。
情報整理や解釈を加える段階で、元の意図から大きく逸脱しないようにも意識しています。

表現のための解釈を加える仕事だからこそ、逸脱しないための軸が必要になります。ここは、ビジネス理解からデザイナーが関わるインクデザインの難しさでもあり、面白さでもある部分です。


チームで作るからこそ大切な分担と意思疎通

インクの案件は、プランナー、エディター、そして複数デザイナーで動く場面も増えます。特に大型案件では関わる人も多くなるので特に気を配ります。

チーム作業は分担により楽な面もありますが、常に意思疎通が必要です。一人でやることの良さもあるし、チームで助け合う良さも感じられます。様々な案件を受けるからこそ色々経験できています。

「打ち合わせ前に役割分担を決めて臨む」という話も、同じ地続きにありますよね。

個の強さだけでなく、方向性を揃えるためにプランナーエディターデザイナーそれぞれが、コミュニケーションで連携をはかるように努めています。

リモート勤務の特性

弊社はリモート勤務が基本です。新卒からずっとリモート環境で仕事をしているメンバーもいます。

友人は印刷会社などに就職しリアル出社の人が多く、通勤時間がないリモートの利点を実感しています。
ただ最初は、直接教えてもらえない環境に不安がありました。でもインターン経験を通して実際にリモートで作業してみて不安は解消されました。

そもそもリモートでは伝わる情報が対面の30%くらいと思うようにしていて、社内にも社外にも伝え方を工夫するよう意識しています。

リモートは「慣れ」で解決するものというより、伝達を設計して補うもの。

ここでもやっぱり、コミュニケーションがキモとなります。デザイナーは孤独な作業と思われるかもしれませんが、社内にも社外にも、どんな意図を持ってどんなデザインにしたのか、共有するための言語化が重要なのです。


インクのデザイナーは「作る」ではなく「伝える」を担う

今回お話を聞いていて共通していたのは、インクデザインのデザイナーの仕事が、「作業」ではなく「判断」と「コミュニケーション」の連続だということでした。

  • お客様の意図をどう受け取り、どうズレなく形にするか
  • リモート環境で、どう伝達の不足を補うか
  • 使われ続ける資料として、どう設計するか
  • 正解とされるものがない中、どう顧客の意図を掬い形にしていくのか

情報の意味や背景を読み取り、相手に伝わる形へと翻訳していく。

そのすべての起点にあるのが、コミュニケーションです。情報を整え、意図をつなぎ、理解を生む。インクデザインのデザイナーは、その真ん中に立つ仕事をしています。


こんな人と一緒に働きたい

最後に、インクデザインのデザイナーに向いているのはこんな人です。

  • デザインへの関心がある人:内容と見せ方の両方にこだわりたい
  • コミュニケーションを大切にできる人:意図をくみ取り、対話を重ねながら形にできる
  • 探究心がある人:IR分野の知識を少しずつ吸収できる
  • 調整を前向きに楽しめる人:関係者とのやり取りを仕事の一部として捉えられる
  • 柔軟に動ける人:役割を限定せず、汎用的なスキルを身につけたい

「良いものを作りたい」という熱意と、わからないことに柔軟に対処していくチャレンジ精神があれば、きっとこの仕事は面白いはず。インクデザインでは、現在のスキルよりもこれからの成長、そして期待と覚悟を大切にしています。

「経営情報を編集し、可視化する仕事に挑戦したい」「経営の意思決定に関わる仕事がしたい」という気持ちがあれば、ぜひ一緒に働きましょう。興味を持った方は、ぜひ採用ページをご覧ください。

皆さんとお会いできることを、一同楽しみにしています。

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