以前の投稿でポジショニングマップを行った際に、ターゲットとしてこのようなポジションになると言いました。
「インキュベーションデザインやらくてもメジャー向けだけやればよくない?」
という疑問がでてくるかと思います。
それには説明をする必要があるかと思いました。
端的に言えば、「事業を通じて、私自身が悩んできたこと、他の悩める人の力になりたい」
ということです。
デザイナーとして、会社勤めの中で、家族ができ、子供ができ・・
会社での立ち位置も変化して・・・と次第にライフワークバランスが崩れてきました。
それだけの理由ではなく、沢山の理由とタイミングが重なった結果ですが、
私は会社を辞めて起業という道を選びました。
デザイナーに限らず、一般的にクリエイターと呼ばれる職種はどうしても長時間労働の傾向にあります。
時間を売るビジネスモデルである以上、労働時間が長くなるのは仕方ないと思います。
ただ、その長時間労働を会社で長時間拘束されるのは、結構シンドいです。
デザイナー職にかかわらず、日本の企業では、まだまだ長時間労働が普通である傾向にあると思います。
最近はノマドワーク等で、新しい働き方を実践される方も多いと思いますが、
私も事業を通じて新たな働き方や価値観を創造し提案できればと思っています。
「働き方」と「生き方」が限りなく同義な今の社会で、いかに自分らしくイキイキと働けるか?
そんなことを考えています。
私自身が悩んで導き出した一つの答えが「起業」でした。
事業もまだまだうまく行っているわけでもなく、全ての人に当てはまることではありませんが、
ストレスも、辛いことも沢山ありましたが、質が変化しました。
もうどんなに辛くても前に進むしかないので、精神的にはシンプルになりました。
あとは家族との時間が増えたことが私の心を豊かにしました。
僕の人生、「会社での時間」「家族との時間」どちらが重いかは明らかです。
そんな、もしかしたら自分と同じような悩みを持ち、起業を考えている方の力になれればと思い、
インキュベーションデザインというコンセプトを掲げました。
起業という枠にとらわれず、デザイナーと子育ての両立、女性・ママの起業、デザイナーの働き方。定年後の起業など・・・
一人ひとりがイキイキと生きられる、よりよい世の中のために・・
世の中の価値観がグラグラと変化する中、
新たな価値観を創造していくのが、インクデザインの使命だと思っております。
ご理解と、ご共感、そして応援いただければ本当に幸いでございます。