中小企業でも中期経営計画は必要か?

更新日:2025年2月15日

こんにちは。インクデザイン代表の鈴木です。

インクデザインでは、上場企業さまに向けたIR資料制作のお手伝いをしています。
最近では、非上場の会社さまからも「中期経営計画」作成のご依頼を請けることが多くなってきました。
※それらの会社様は上場を目指しているわけでもないです。

また、別の話で、インクデザインもこの1年間で人数が増え、組織化、仕組み化に追われています。
「仕組み化と言っても何をすればいい?」
そんな僕自身の戸惑いを踏まえて、今回の記事で言いたいことは・・・

「中小企業こそ中期経営計画をたてるべし、それが仕組み化の第一歩!」

と称して記事を書いてみようかと思います。

VMVやパーパスよりも中期経営計画?

経営において・・・特に人が増えたり、減ったり、業績が伸びたり、減ったりという変革期には、VMVやパーパスの策定という価値観の共有は非常に大事です。
インクデザインでも数年前にパーパスを策定して拠り所にしています。

ただ、どうしてもフワッとした話になりがちで、決めたけど浸透仕切れないで形骸化することもあるのも事実。

また、VMV、パーパスの浸透には時間がかかるもの。
半年くらいで変化を起こしたい。成果を生みたい。
という状況には、ちょっとマッチしないこともあるかも。

3年後の未来を考える(中期経営計画)

VMVやパーパスが重要で、それが土台にあり、中期経営計画を立てるのが大切です。
上場企業はそれでもいいかも知れませんが、我々中小企業は、変化も激しく、より具体的なコミットメントが必要になってきます。

その場合、今はまず、「これから3年の未来を考える」でもよいのかと思います。

もっと俗っぽく言うと、「高いお金と時間をかけてパーパス決めたけど、あまり効果なかった・・・」
というケースも多々聞こえてきますので、「3年の具体計画を考えよう・・」と

もし、今、パーパスやVMVに腹落ちがしておらず、「なんか周りが作っているので必要なのかな?」
と思っているのなら、まずは3年間の計画をたてるのをおすすめします。

例えば、3年間の計画の中に、「3年後にパーパスを決める」という計画を入れてもいいわけです。

VMV・パーパスがある会社も、もちろん中期経営計画

現在VMV・パーパスが制定されている会社には、もちろん中期経営計画が必要です。
VMV・パーパスはざっくりいうと「会社の重要な価値観」であり、具体性、特に短中期的な具体的な戦略や行動まで定義されているわけではありません。

VMV・パーパスに基づいた中期経営計画。
最強の経営指針になると考えます!

中期経営計画は仕組み化に繋がるのか?

そもそも仕組み化とはなんなのでしょうか?
一般的には、「ルールやマニュアルに基づき従業員個人が自律的に行動すること」であると言えますが、
ポイントは「自律的」

ガチガチのマニュアルとルールに縛られた行動では、仕組み化は成し遂げられても、継続的な価値創造が難しく、競争優位性を保ち続けるのも難しいです。

「なんのためのマニュアル・ルールか、従業員も経営陣もわからず実行されない」
そんな事起きがちですね。

そう、ルールやマニュアルを越えて、個人が意思決定をする必要があるのです。

その、意思決定をする「具体的な」指針が「中期経営計画」。

すごく重要ですね!

どうやって中期経営計画を決めるのか?

パーパスやVMVの場合は、社員全員などのや多くのメンバーを巻き込んで策定する必要があります。
しかし、中小企業における中期経営計画の場合は、トップや経営陣のトップダウンでよいかと思います。

  • スピード感
  • 意志の強さ
  • 具体性・実効性

3年間という短期間の計画では、そのようなことが求められるので、トップの強い意思決定が必要になります。

何を決めればいいのか?

それほど堅く考えなくても大丈夫です。
このような項目をまずは社内の経営陣で考えて、外部アドバイザーなどに相談、壁打ちして磨いていくプロセスを踏むとよいかと思います。

3年後のビジョン
会社が目指すべき姿や目標を明確化します(例: 売上、規模、社会的評価など)。

戦略
どのように目標を達成するかを具体的に計画します(例: 新規事業の開発、市場拡大、既存顧客の深耕)。

行動計画
部門別の具体的な取り組みや社員の行動規範を明文化します。

KPI(重要業績評価指標)
進捗状況を測定するための指標を設定します。

予算計画
必要な投資額や運転資金を計算し、具体的な数値計画を立てます。

給与計画
中小企業の場合は従業員との距離も近いので、モチベーションアップのために3年後の給与計画を示すことも大切です。

組織
3年後の組織図と今の組織図。

どうやって内部浸透させるのか?仕組み化へ向けて。

まずは、スライド等の「資料」に落とし込みましょう。
考えを伝えることは非常に難しく、言葉だけだと揺れが生じます。
また、資料というカタチになってはじめて気づくことも多いので、外部の手を借りてカタチにするのもよいかもしれません。

そのうえで、発表会やワークショップなどの開催。
朝礼などでの繰り返しの伝達など、複数の手法を繰り返して浸透させる必要があります。

その過程と並行して、マニュアル作成、ルール作成を行う事で、
「なんのためのマニュアル・ルールかが腹落ちする」状態を構築することができるので、
仕組み化の第一歩は踏み出すことができると考えます。

作り方がわからない・誰に相談するのか?

さて、ここまで来てやっと本題です。
中期経営計画策定のような相談は、よく経営コンサルタントや中小企業診断士、会計事務所、税理士等に相談することも多いです。
また彼らの商材の1つでもありますね。

ただここで、思考を変え、デザイン会社に相談してみると言うのはいかがでしょうか?

デザイン会社の場合は、アウトプットまでを含めた総合的なコンサルティングを提供し、内部浸透や外部への発信までのお手伝いをすることにより、力強い中期経営計画を立てることができます。

そのことが、「本質的な企業ブランディング」に繋がります。

とは言え、どんなデザイン会社でもいいわけではなく、経営に詳しいデザイン会社でなくてはいけないと思います。

果たしてそんなデザイン会社があるのでしょうか?
誰か教えてください!!


インクデザインでは、中小企業・非上場企業に向けた、中期経営計画の策定をいちから伴走してお手伝いします。

具体的には、トップインタビュー、経営会議への参加、壁打ち、企画構成の作成、資料のデザイン、浸透拡散のお手伝いなど。

ぜひお気軽にご相談ください!

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