Watashi Omitamaがついに完成しました!

更新日:2020年4月7日

「デザイナーと学ぶ、やさしいデザインラボ」

茨城県小美玉市で約半年間、計5回行われたこのワークショップを通して制作された地域情報誌、Watashi Omitamaがついに完成し実物が届きました。
長いようで短かった半年間…
この制作を通して感じたことや中身のことをお伝えしてきます!

企画は株式会社カゼグミ様
弊社はデザインの面で関わらせて頂きました。

Watashi Omitamaができるまで
ワークショップを通してチームをつくる(全3チーム)
↳ それぞれが違うテーマで取材や撮影
↳ 各々取材してきた内容やどのようなデザインにしていきたいかを発表
↳ 運営チームが取材内容をタブロイド冊子にまとめていく
↳ 3チームの皆さんと何度もやり取りを交わしブラッシュアップ

じゃん。

こちらは第4回目の会場「FreewheelinG*」さんで撮影されました。
私(スタッフ 小関)は市民の方々にまぎれて参加しました。
オレンジ色のライトに包まれた空間、大きな机に並べられた沢山のお料理を皆さんで囲んで、この料理おいしいねとか喋ったり、優しく接していただき、すごくあったかい時間だと感じました。
本当にお料理が美味しく、お店もお洒落でプライベートでも行きたいぐらいです…。
あとじゃんけん大会に勝って名産いばらキッスと、とちおとめのイチゴをいただきました。(美味しかった!)
この写真は小美玉のこのデザインラボにしかない雰囲気のある素敵な1枚です。

ページをひとつめくると、

ワークショップの概要、この冊子について、本誌で取材した場所が分かるマップが載っています。
計5回行われたワークショップ。なんと豪華なメンバーですね。
中でもグループワークで皆さんで考える時間が多くあり、それを発表しあって
あぁそういう視点もあるのか〜と気づきを沢山共有しあえるワークショップだったと思います。

マップはイラストで取材したものがパッと見で分かるよう親しみやすい感じを意識しています。(かわいい!)
下のオフショットでは実際に取材、撮影している様子が。
次のページが楽しみです。

ページをまたひとつめくると、

左ページは地元いちご農園について。
それぞれ違う品種を育て、それぞれの農園が抱いている今までとこれからのストーリーが語られています。

右ページはその界隈でとても有名な神社の御朱印について。
真ん中にドンと御朱印の写真。
なんと取材に訪れた日、偶然にも御朱印をお目当てにいらしていたファンの方に遭遇しお話を聞いてみたとか。
下部には宮司の方の心打たれるインタビューも。

是非文章を読んでいただきたい思いでシンプルで読みやすい見せ方をしつつも、
見出しやこまかい飾りで取材先の個性がチラ見えするページになったのではないでしょうか。

ページをまたまたひとつめくると、

左ページは小美玉市に住んでいるネコについて。
小美玉でネコに会えるスポットと、そこで暮らす十匹十色のネコたちを紹介しています。
真ん中のネコのイラスト、なんとチョークで描かれているんです。
このページで紹介されているRIKAチョークアートのRIKAさんが描いてくださいました!それにしても上手すぎますね。

右ページは運営チームが担当したミルクとたまごについて。
第1回目のグループワークで「小美玉市といったら?」という問いにおみたまヨーグルトと答える方が沢山いらしたのを覚えています。
美味しいスイーツには良いミルクと良いたまごはかかせません!
逆に言うと、地元の畜産農家さん愛情たっぷりのミルクとたまごで作られるスイーツは美味しいこと間違いなしです。

ページを開いた瞬間わくわくしてもらえるような印象を目指して、
イラストや写真を散りばめ賑やかで楽しいページに仕上がったのではと思います!


いかがでしたでしょうか!?

ちなみにWatashi Omitamaの由来は、
本誌を誰かにお渡しするイメージで
私、小美玉」と「渡し、小美玉」の2つの意味が掛け合わさっているのです。

表紙にドドンと出ている手書きロゴは私が担当させていただいたのですが、
表紙の写真然り小美玉のあったかい温度感を伝えられるものになりますように、
と情緒的な雰囲気を意識して書かせていただきました!

今回ご参加された方々はご自身の生活お仕事もある大変な中、時間を作って参加されていました。
第4回目の時、取材発表会があり1チームずつお話をうかがったのですが
取材を受けられた地元の方々も含め、小美玉市に対する「熱」を感じました。
地域を思う心あってこそWatashi Omitamaは誕生したのです。
素晴らしいです……。

この活動があったことを知ってもらいたいし、こんな活動をいろんな人に体験してもらえたら、すごくいいなって、デザインで成し遂げられることの可能性を感じました。

本誌の紹介をみて思った方いらっしゃるのではないでしょうか。
そうなんです。市民の皆さん笑顔がとっても素敵なんです。

小美玉市のこともっと広まってほしいなあ。

(小関)

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