こんにちは。代表の鈴木です。
今、新幹線の中でこの記事を書いています。
移動中は仕事しにくいので、ブログ更新などにあてています。
さて本題。そして先に結論。
統合報告書をパワーポイントで作ることでちょっと「ラク」になるのでは?という提言です。
統合報告書は手間がかかる?
統合報告書やサステナビリティレポート。
この数年、弊社でも需要が増えてきた気がします。
同業者の方と話しても、多くの引き合いを受けているそう。
サステナビリティへの取り組みや開示義務などが背景にありそうですが、統合報告書の作成に取り組む企業が増えてきているのは間違いなさそうです。
従来作成していた企業も、今までの内容をより精査し、デザインも見やすさやブランディング要素を入れこむ傾向にありそうです。
しかし、この統合報告書。弊社でもいくつかお手伝いをさせていただいておりますが、
「作るのが大変!!」です。
企画ももちろん大変、デザインも大変、DTPも大変。とにかく大変で時間がかかる。
フレームワークなどへに準拠した内容などや、価値創造プロセスなど、わかりやすいようで難解で、企業内部での企画やディレクションは難しく、専門のコンサルタントや制作会社とともに制作しますが、なかなか会社を選ぶのも難しく、需要の高まりによって受け口が少なくなっているようです。
※
そんな統合報告書。もっと簡単に作れる方法はないのかと思い、その方法を考えたいと思います。
一般的な統合報告書のフローはこのような感じ。
概ね半年以上をかけて、そのうちデザインの部分に多くの割合を割きます。
内容は重要なので、従来のフローで企画、編集を行ったとして、デザインはもう少し効率化できないか?というのが今回の骨子です。
このように、統合報告書は社内の部署を横断したチームで、行うことも多く、原稿も各部署に依頼するが多く、バラバラのフォーマットで原稿が集まることも。
そして、その原稿を制作会社に投げて、編集の元レイアウトソフトでデザイン(DTP)を行いますが、基本、原稿のwordなどからレイアウトソフトのInDesignへはコピー&ペーストです。
これは、手間もかかり、ミスも起こります。
修正のやり取りも制作会社からはPDFで提出され、企業はそれにコメントをするか、印刷して指示を手書きで書く・・・という作業を行います。
ちょっと効率悪い気がしますね。
統合報告書をパワーポイントで作成しましょう!
そこで、統合報告書をパワーポイントで作ればいいいのではという提案をしたいです。
共通のフォーマットをデザイナーにパワーポイントで作ってもらい、各部署に共有し、そのパワーポイントのフォーマットに直接原稿を記載をしてもらう。
各部署からはほぼ完成したデータが支給されます。
あとは、文章の編集や校正、表や図のデザイン作成を制作会社に依頼する。という流れでほぼほぼ完成できる。
多少デザイン性が落ちたとしても、担当者の手間と天秤にかけたらどちらが重いでしょうか?
すこし前、統合報告書は印刷物だったので、無意識にレイアウトソフトでDTPする流れが続いていますが、今、印刷することも少なくなり、スクリーンサイズの統合報告書も多くなってきていますので、効率化、担当者の負担減のためにパワーポイントでの作成をオススメします。
もちろん、僕たちにとっては、自分の仕事を「いらない」と言っているので首を絞めていますが、統合報告書を作るに当たっての負担が減ることで、多くの会社が統合報告書を作成できるほうが、社会のためになると考えています。
ぜひ、ご検討頂きたいのとそんなチャレンジをぜひ弊社と一緒にやりましょう!!