侍ジャパン、サムライブルー、火の鳥NIPPON 等々…
スポーツでは代表チームに”愛称”というものが存在していることがほとんどです。
今回は、現在開催中のEURO2020(4年に1度の欧州でいちばんサッカーが強い国を決める大会)に出場している24ヶ国の”愛称”について、タイポグラフィで遊びながら、まとめてみました。
※順不同
「アズーリ」
イタリア語で「青」の意味、代表ユニフォームが青いことから由来しています。
「リ・ナティ」
「スイス国民」という意味があるそうです。
「月星軍団」
和訳する前だと「Ay-Yıldızlar」になります。
「ザ・ドラゴンズ」
国旗の赤いドラゴンから由来しています。
「ディアブル・ ルージュ」
「赤い悪魔」の意味。1905年のオランダ代表との試合時に「悪魔のようなプレーぶり」とメディアが報じたことがきっかけです。
「ダニッシュ・ダイナマイト」
1986年FIFAワールドカップ本大会(当時初出場)で、果敢な攻撃サッカーを見せつけたことから呼ばれるようになったそうです。
「フーカヤ」
「ミミズク」の意味。ワシミミズクの進入でゲームが中断された後に点を決めて勝利して以来、幸運のマスコットとして愛称になったそうです。
「スボルナヤ」
ナショナルチームを意味しています。
「ヴンダーチーム」
1930年代前半に、ヨーロッパ最強と謳われた際に付けられた愛称です。
「オランイェ」
オランダ語「オレンジ色」を意味します。
「リソビ」
「オオヤマネコ」を意味し通過デザインに使わる等、北マケドニアを象徴する存在です。
「ズビルナ」
「青黄軍団」とも呼ばれているそうです。
「ヴァトレニ」
クロアチア語「炎の男」を意味します。
「ウルチカ」
チェコの街に多く見られる「細い道」の意味。細いパスも通す華麗なサッカースタイルから由来しているようです。
「スリーライオンズ」
イングランドのサッカー協会のエンブレムに描かれる「3頭の獅子」に由来しています。
「タータン・アーミー」
タータンはスコットランドの伝統的な模様です。
「赤い閃光」
鋭いカウンターが持ち味であることがきっかけで生まれた異名です。
「レプレ」
スロバキア語で代表を意味する「reprezentácia」に由来しています。
「無敵艦隊」
これは日本で知られている愛称で、スペインでは「赤」の意味する「ラ・ロハ」。
「ブローギューラ」
スウェーデン語で「青」と「黄」を意味します。
「レ・ブルー」
フランス語で「青」を意味します。
「ディー・マンシャフト」
ドイツ語で「ザ・チーム」を意味します。
「マジャール」
ハンガリー民族の意味。1950年代に4年間無敗の記録を持っており「マジック・マジャール」とも呼ばれていました。
「セレソン・ダス・キナス」
キナスはエンブレムに描かれている「5つの盾の紋章」を意味します。
サッカーという枠組みの中でも”愛称”といった普段とは別の視点で見てみると、また違った面白さを感じることができました。
響きのインパクトが強めな「ダニッシュ・ダイナマイト」が気に入っています。
(たなか)