テレワークあるある、おやつをつまんでしまう。
マイトレンドはチョコレート。
学生の時、課題の締切間近に硬いチョコナッツをバリバリ食べながらPCかちゃかちゃやっていたのが癖になっていて、
気づいたら胃がムカムカするくらい食べてしまうので、最近は高カカオチョコに切り替えて、食べ過ぎ防止を試みています…。
高カカオチョコって苦味が強めで重たくていっぱいは食べられないんですよね。
血圧低下や脳の活性化だったり身体に良い働きをしてくれるらしいです。
そんな感じでチョコについて調べていたある日、「フェアトレードのチョコ」に行き着きました。
調べてみていろんな人に知ってもらいたいと思ったので、今回はフェアトレードのチョコに関して触れてみたいと思います。
まずフェアトレードについて簡単にご説明します。
日本では途上国で生産された日用品や食料品が、驚くほど安い価格で販売されていることがあります。一方生産国ではその安さを生み出すため、正当な対価が生産者に支払われなかったり、生産性を上げるために必要以上の農薬が使用され環境が破壊されたり、生産する人の健康に害を及ぼしたりといった事態が起こっています。
フェアトレードジャパン公式サイトから引用
生産者が美味しくて品質の良いものを作り続けていくためには、生産者の労働環境や生活水準が保証され、また自然環境にもやさしい配慮がなされる持続可能な取引のサイクルを作っていくことが重要です。
フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。
このマークがついた商品がフェアトレードで取引されたものですね。
実はこの商品、コンビニでも買えます。チョコやコーヒーなどが販売されているようです。意外と身近で手に入れられるものなのですね。
また、「働くにはまず環境や生活が整えられた上で」というのは個人的にはすごく共感します。日本でも、時間外労働が問題視され生活を労働に費やすことで心身ともに機能しなくなっていってしまう…それとこれと通ずるものがあるなと感じました。
チョコの原料にあたるカカオのフェアトレード循環を図解してみました。
生産者→輸入者→製造者→販売者→消費者
大まかではありますが、こうして人から人へと循環しています。
フェアトレード価格で取引されるのと同時に「プレミアム」という奨励金が支払われ、それを運用し、学校を建てて子供達の労働をなくしたり、井戸を設置していつでも水を汲めるようにしたりしているそうです。
そうして発展してカカオ生産の地盤が固まり、暮らしが安定していき我々も美味しいチョコをいただけるということです。
フェアトレードという一つのストーリー。
そんなストーリーのあるチョコレート商品を販売しているお店を見つけたのでご紹介します。
より良いカカオ豆を求めて農園へ赴き、切磋琢磨できる対等なパートナーとして農家さんと共に商品を作るショップ。
貧困とそれによりもたらされる世界の諸問題を仕事創りで解決しようと取り組むオンラインショップ。
製造と販売を行うグループの代表は障がい者の賃金の低さに疑問を持ち、この事業を立ち上げたそう。
また、「持続可能性な未来を築く」という点で、フェアトレードとSDGsは深い繋がりがあります。
わたし達は日々、あらゆる場面で選択をしています。
夜ご飯はカレーか、ハヤシライスか、…
通販の配達日は明日か、週末の時間ある時か、…
この記事の挿し絵は赤か、青か、黄色か、…
健康に対する知識や教育の欠如や食料の慢性的な不足状態。綺麗な水が飲めずに病気になってしまう。小さな子供が労働を強いられている。
それらは遠い国の話ではない、と言える理由の一つに
フェアトレード商品を購入するという選択は、わたし達にもできる、彼らを救える可能性がある選択だからです。
ブレてしまいましたが、チョコを買うときはこんな選択肢もわたし達の身近にありますというお話でした。
食べ過ぎには注意です。
(小関)