半年にわたって行ってきた小美玉市での「デザイナーと学ぶ、やさしいデザインラボ」も最終回でした。
「デザイナーと学ぶ、やさしいデザインラボ」は市民の皆さんがデザインを学びながら、地元を取材して一冊の冊子を作るというプロジェクト。
前回の様子はこちらをご覧下さい。
https://incdesign.jp/2020-02-17/
私は冊子をまとめるデザイナー役として運営側での参加です。
最終回では参加者の皆さんが取材されたコンテンツをデザインに落とし込んだカンプをお披露目。
皆さんの取材に対する熱量はとても高く、その熱量をどうデザインに落とし込むかが課題でした。
とは言え、全てを詰め込むと冊子としてはぼやけたモノになってしまう可能性もあり、そのバランスを取るのがポイントの一つとして考えました。
インクデザインのデザイナーも同席させていただき、デザインの主旨を簡単に説明し、参加者からはフィードバックをいただき、その後、SNSでの発信の講座などを踏まえて会は終了。
これから皆さんから頂いたフィードバックを反映し、完成度を高めていくので、冊子のお披露目はまだもう少し先になりそうです。
ご期待ください。
地方とデザイン。いろいろなアプローチがあるかと思いますが、今回のような地元の方と一緒に時間をかけてアウトプットを作り上げるというプロセス。
冊子としてのアウトプットまはもちろんですが、そのプロセスに価値が多く含まれているような気がします。
(鈴木)